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リンクについて(続けて質問) - 匿名希望
2022/08/02 (Tue) 00:40:01
競走馬のセカンドチャンスとしてのリトレーニングが本格的になりつつあるようなので久々に記事を読み直そうとブックマークをクリックしたら掲示板のブックマークで以下の記事に戻れず焦りました。
【horsemans.web.fc2.com/index.html】
http://horsemans.web.fc2.com/index.html

改めて「フェデリコ・カプリッリ」で検索したら記事が残っていたので投稿させていただきます。

個人的に前進のみを良しとして低伸ばかりを意識して頭頚の起揚を嫌う調教を受けた競走馬に競技馬になってからも道具を使い続けている事に疑問を感じるのですが、競走馬が馬術の競技馬に転向する際に一度「低伸」から離れて垂直の屈撓の準備として前進を抑制しつつ後肢の踏み込みを確実にするためにマルタンガールや折り返し手綱を敢えて使わない調教をする事はありますか?

海外では馬車馬の容姿を調える為に頭を下げさせないようにする事もあるようですが?
日本では何故か馬に頭を高く保つ事を推奨してませんが何故でしょう?
イタリアから参戦した競走馬の頭が高すぎて馬場馬術的な前進抑制がかかっていたように見えた事がありますが、そのような調教を受けた馬だと競技馬への転向がすんなりと進んだりするのでしょうか?
Re: リンクについて(続けて質問) - 松井
2023/12/31 (Sun) 11:59:06
大変遅くなり申し訳ありません。
リンクご指摘ありがとうございます、修正しました。
私は基本的にマルタンを使わないのでお答えできません。
パスワード忘れました… - 匿名希望
2021/04/16 (Fri) 05:52:49
以前の投稿を編集しようとしたのですがパスワード忘れました。
以下の投稿って誤字がありますよね…(-_-;)。
「経って」じゃなくて「立って」です(-_-)。

素朴な疑問 - 匿名希望
2018/06/04 (Mon) 17:29:24

~略~
鐙に経って乗る方が楽なのに
~略~
Re: 自然馬術と収縮に関して - 以前質問させていただいたコーチ
2021/03/18 (Thu) 06:38:42
松井様
丁寧なご回答をいただき心から感謝いたします。
質問をしておきながら、返信の確認を怠ってしまい誠に申し訳ありません。
大変参考になりました。
サラブレッド云々のくだりは乗用馬に比べて、パワーの面で今一つと感じることが多く、馬場馬術的発想から屈撓させ、後肢を踏み込ませることで筋力向上を図ろうというつもりでした。

現在新馬を総合馬を目指して一頭調教しており、障害飛越を開始したところです。この馬で一度徹底した自由飛越と常歩飛越をやりこんでいきたいと考えております。
Re: Re: 自然馬術と収縮に関して - 松井
2021/03/21 (Sun) 19:53:17
書き込みありがとうございます、こちらこそご連絡遅くなりまして申し訳ありません。

調教されている新馬楽しみですね。
総合馬術の障害レベルならばサラブレッドのパワーで十分行けると思います。
むしろ馴致をどれだけできるかが重要な課題かと思います。

総合馬を目指されるので調教する内容が多くなると思いますが、
ご自身と馬を労りつつご健闘されることを願っております。
自然馬術と収縮に関して - ある大学のコーチ
2019/10/05 (Sat) 11:22:29
はじめまして
某大学馬術部のコーチを務めているものです
 いくつか疑問点があり質問させてください
 1つは障害馬を調教する過程において、私は馬のコントロール性をあげるために、高度ではない馬場的な運動、shoulder-fore,shoulder-in,Half Pass、反対駈歩等は積極的に取り入れています。 
 実際これらの運動を実施することで、馬がより起きた状態を維持できるようになったと感じます。これは飛越にも良い影響があるように思えるのですが、自然馬術的には不要という事でしょうか? 
 またそうであるならば、障害飛越を繰り返すことによって自ずから馬が起きた状態になってくるという考えなのでしょうか?
 もう一つの疑問点はサラブレッドにある程度の高い障害を飛ばすためには、背中から後肢にかけての筋力をトレーニングする必要があると思います(勿論馬の仕上がり具合によるとは思います。一般的な競馬上がりの馬を想定しています)屈撓し後肢を踏み込ませることで、これらの筋肉、背最長筋群、大腰筋、大腿筋群等のトレーニングになるため、ある程度収縮して運動することは利点が十分あると思うのですが、どうお考えでしょうか?自然馬術の障害飛越に関する考え方は納得できるものですし、未だ徹底は出来ていませんが、かなり取り入れています。
 その中で上記の疑問を感じたので、質問させていただきました。お時間があればご回答して下さると幸いです。
Re: 自然馬術と収縮に関して - 松井
2019/12/07 (Sat) 22:37:55
御質問有難うございます。
解説してから数年間反応が少ないためチェックが少なく、気付くのが大変遅くなり申し訳ありませんでした。

 最初の御質問ですが、飛越馬のコントロールは必要ですが、自然馬術では馬体を曲げないことを原則としています。前後のスピードの伸縮、左右へのスムーズな回転の精度を上げることで間に合うと考えています。ジャンプの練習を繰り返せば、仰るように必要に応じて馬体は自然に起きてくるものと考えています。飛ぶのは馬ですから、どれだけ起こすか等は人間の計算できるものではないという考えです。
 純飛越馬には反対駈歩も不要と考えています。敢えて窮屈な姿勢で回転する必要はないからです。
Youtubeで1960年ローマ五輪2位のイタリアのピエロ・ディンゼオとザ・ロックの映像が見られますが、
https://youtu.be/myhoFxZcBkw?t=105
ダブル障害のBのバーに前肢をぶつけてへし折り、膝を地につけた姿勢から立ち上がり、左方へ向かう時に2回踏歩変換をしています。これは馬が自分の判断で行ったものです。つまり走りやすいように動けば良いということです。スポーツですから。

 二番目の御質問、サラブレッドについてですが、
これはサラブレッドは速く走れるが、飛び上がるのは不得意だからということでしょうか?確かにレースのダッシュの体制と助走の体勢は同じではないですね。ヒトでも100mダッシュの走り方で走幅跳をやると前にのめって上には上がりにくくなります。踏切板に近づくにつれ上体を徐々に起こしてゆくことが必要になります。これは選手が自分で繰り返すうち体得するもので、最初の御質問と同じですね。
 速く走れるという事はそれだけバネがあるということですから、必ずしも筋トレが必要ということはないと思います。サラブレッドはジャンプに慣れていないので上達するのにある程度は時間がかかるかも知れませんが、思い切りの良さは長所ですね。ちなみに1964年東京五輪のアメリカチームの馬は3頭ともサラブレッドでした。選手の一人キャシー・クスナーは2頭のサラブレッドで2m越えをやっています。
 馬体を屈撓して筋力がつくとは考えたこともありません。馬場馬術家の論理ではないでしょうか?坂道や斜面を駈け上がればもっと簡単に筋力つきますよ。走るということはジャンプの連続ですから、ダッシュだけでも力はついていきます。高校時代陸上競技の練習で坂路駈け上がり、階段駈け上がり、跳び上がりをやりました。ジャンプ力はジャンプ練習で養成されると思います。
 帯広畜産大学はよく常歩飛越をやります。助走がない分負荷がかかるので速歩飛越を含めて筋力UPになると思います。北大も昔は馬場の端に砂山を作って駈け上がり・駆け降りをよくやりました。騎手の随伴練習にもなります。少しお金を使って馬場内に砂山を作れば練習に変化も出るし、その内崩れれば馬場砂の補完にもなります。また地形の変化に対する馬の馴致にもなります。既に実施されているかもしれませんが、お勧めです。

如何でしょうか?またご意見下されば幸いです。
Re: Re: 自然馬術と収縮に関して - 匿名希望
2020/11/23 (Mon) 23:43:01
質問者さんとは別人なのですが返信の「常歩で飛越」の文字で思い出したのでメッセージを入力したくなりまして…、30年以上前に帯広のとある馬場内で何の助走もなく箱障害を飛び越えた馬を見た事があります(^^)。
後肢に筋力のある馬ならではの飛越だったみたいですね(^^)。
Re: 自然馬術と収縮に関して - 松井
2020/12/03 (Thu) 20:01:47
 帯広畜産大学の飛越馬調教では、常歩飛越はルチーンの練習項目になっているとのことです。
 御覧になった箱障害がどれほどの大きさだったのかわかりませんが、1mくらいまでは飛ばせていたという話を聞いたことがあります。
常歩飛越は馬の器用さとジャンプ力を養う効果があると思われます。故杉山氏が試行錯誤して創り出した畜大方式-発想が自由ですね。
Re: Re: 自然馬術と収縮に関して - 匿名希望
2020/12/30 (Wed) 01:55:20
「故」とついてしまうのが惜しまれますがお名前だけは存じ上げております。

砂山登りは良いですが馬達にボロ山登りをされた後の裏堀は…(-_-)。
馬達にお喋り上手なのは解ったから「そーゆー手入れに手間のかかる伝言はやめて欲しい…(-_-;)。」とか思いました。
単純にボロ山に紛れた牧草を食べようと登ってただけだったのかも知れませんがその時の馬の得意そうな顔を覚えているので誰かから教わった事をやって見せて(伝言みたいに伝えて)くれてるのかなと…(^^)。
素朴な疑問 - 匿名希望
2018/06/04 (Mon) 17:29:24
「鐙を踏めない」って本当ですか?
競走馬のレース本番はもちろんの事、育成牧場での騎乗調教では鞍から尻を離して鐙の上に立ちますよね?
速歩での正反撞で馬が柔らかくなると豪語する人もいますが馬の背だけじゃなくて騎手自身の背骨も傷めそうで心配だし鐙に経って乗る方が楽なのにその乗り方~猟騎(ハンターシート?)~が一般の乗馬倶楽部で普及してない事に驚いたのは40年近く前の事です。
西部劇等は前から見ると騎手の靴の裏が見えるような乗り方で、フレンドリー大会等でそんな乗り方をしてる人を見かけたり某国営放送(?)の全日本大会とやらの障害飛越の直前に手を広げて鞭を使い馬の飛越の邪魔する選手も見ましたけど、馬の後脚より肩(前脚)の動きを邪魔しない事の方が重要だと言う人もいますよね?
馬の品種や体高や骨格にもよるでしょうけど海外の乗馬愛好家が馬で縄跳びをしたり裸馬で1mくらいの障害飛越をしてる動画を見たことがあるので~式と言うより個々の馬なりの適性とその馬毎に最適な乗り方があると言ってしまったら極論でしょうか?
Re: 素朴な疑問 - 松井
2018/08/12 (Sun) 13:59:20
確認と返信が遅れ大変失礼いたしました。
失礼を重ねますが、文中を改めて確認した所
当方の見る限り「鐙を踏めない」といった主旨の文は見当たらず、
何か曲解を与えるような書き方があり、
そうした疑問を抱かせてしまったのかもしれません。
Re: Re: 素朴な疑問 - 匿名希望
2020/11/23 (Mon) 23:29:37
返信ありがとうございます。
フェデリコ・カプリッリさん以前の馬場馬術での馬の疲労についての記事を読んで必要以上に馬に屈撓を求めなくても良い事や競走馬の育成に関して場合によっては屈撓がデメリットになりそうな事が理解できました(-_-)。
Re: 素朴な疑問 - 松井
2020/12/03 (Thu) 20:00:21
 お便り有難うございます。
新馬調教の際に、まずコントロールできるようにと考えることからか早い段階から顎をゆずらせようとする光景を時々見かけます。
 我々としては新馬には口にかかる負担をなるべく少なくしてハミに馴らしてゆきたいと考えています。
 最近JRAの騎手テストで一部の馬場馬術までやらせています。しかしこのテストはふるい落としが目的のようですから、実際の競馬に必要なものとは思えませんね。
Re: Re: 素朴な疑問 - 匿名希望
2020/12/30 (Wed) 01:48:11
顎をゆずらせようとする事に成功すべきか成功すべきではないのか、どちらが競走馬の騎手として相応しいのか気になります。
力を矯めてその場に留まる為のコントロールと全力疾走の為のコントロールって事は…。
競走馬に装鞍する鞍が裸馬に近いのとコントロールの仕方はたぶん共通項目ですよね?

あと、こちらへの書き込み以外にお便りなどは差し上げておりませんが…(゚.゚)?